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歳時記【俳句用語説明】 

さて、そもそも歳時記ってなんだってことです。

年中行事のこととか季節のこととか書かれていれば
それは歳時記です。

でも、俳句な人たちの口にする歳時記は
季語がのってて、
季節別に並んでたりして、
先人の例句が載ってるものを指す。
俳句歳時記などと言います。

歳時記を開くと、
桜や蝶のように御馴染みなものもあれば
「半夏生」や「蛙の目借時」のような
今までに全く聞いたことない言葉もある。

この初めて知る言葉が面白い。
例えば、「虎落笛」と書いて「もがりぶえ」と読む。
へぇと思い、いつか俳句にしてやろうと思う。
そんないつか出すとっておきの季語を
懐に二つ三つ忍ばせておくと、
外出が格段に楽しくなる。


歳時記といっても
用途によってサイズや内容が異なる。

B5サイズの小さな辞書みたいな
スタンダードなものもあれば、
家においておいてたまにほくそえむための
ビッグな歳時記もある。
また、句会にもっていく用の季節別の文庫本サイズのもある。
最初は文庫本タイプでいいような気もする。


歳時記の良いところは、
例句がふんだんに入っているところだ。

先人が素敵な句を読んでらっしゃる。
見事なお手本を前にして
さぁ、君はどう詠む?
そう歳時記は挑発してくる。

真っ向勝負するもよし。
奇襲にでるもよし。
要するに楽しいのだ。
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[ 2009/05/30 22:28 ] 俳句用語説明 | トラックバック(-) | CM(0)

季重なり 【俳句用語説明】 

季重なり

これは俳句の中に季語が二個以上入ってることをいいます。

「この季重なりが素晴らしいねぇ」
というような使われ方はあまりしない。

「この句は季重なりだからダメだ」とか
「季重なりだけど良い句だ」みたいな、
できれば避けた方がいいこととされている。

だからと言って鵜呑みにするのも面白くない。
実際、三つも四つも重ねてみて
どうも季語の多さが邪魔してるなと思ったらやめればいい。

先人は時おり季重なりの句を詠んでいる。

目には青葉山時鳥初鰹  山口素堂

要は良けりゃいいのだ。

個人的には、重ねても良いと思ってます。
季感にはいくつか程度差があって、
一個で季感てんこ盛りになるような季語もあれば、
強いて言えばこの季節かな、と言われるような季感の薄い季語もある。
季感の薄いもの同士だったら重ねてもいいのでは?と思ってます。

ただ、注意した方がいいのが、
季節のずれ。
初夏っぽい季語と晩夏っぽい季語は想像しづらいです。
そういう意味でも季重なりは難しいよってことなんだと思います。

※そんな季語のとらえ方許せねーという人は、↓どしどしコメント下さい。
[ 2008/09/24 22:57 ] 俳句用語説明 | トラックバック(-) | CM(1)

上五・中七・下五 【俳句用語説明】 

上五が字余りだ、とか。

中七にしか入らない、なんて使ったりするこれらの言葉。

上五・中七・下五

これは、俳句のリズム、五七五のことを指す言葉なのです。

最初の五が上五。かみごと読みます。
真ん中の七が中七。なかしちと読みます。
最後の五が下五。しもごと読みます。

季語説明の際、たびたびこの言葉がでると思いますが、
そういうことなんで、ひとつよろしく。

[文:おにかます]
[ 2008/08/15 22:09 ] 俳句用語説明 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

おにかます

Author:おにかます
我々、蒙昧の会と申します。初心者が初心者同士で集って毎月句会をやっております。俳句は敷居が高い部分もあると思うので、この歳時記のように親しみやすいものなのだと伝えられれば幸いです。

傍題などは市販の歳時記を参考にしていますが、あくまで蒙昧の会の主観が存分に含まれております。わたしどもが季語だと思ったらそれは季語だというスタンスです。かっちりしたものではないので、ご了承下さい。

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項目説明
季節
季語は各々タイムリーな時期がある。それをざっくり目安として表示しております。

↑こんなやつ。
ちなみに春は二月四日から。夏は五月五日あたりから。秋は八月七日から。冬は十一月七日あたりから。

傍題
たいてい季語は幾つか別の名前も持っている。それを傍題としている。傍題が多すぎて載せられない羨ましい季語もある。

作例
蒙昧の会という俳句の会で詠んだ句を作例として掲載しております。あくまで例ですよ。


難易度
その季語で俳句を作りやすいかどうかのざっくりした度合い。
ここがDだと、相当簡単ってことになる。

季節感
その季語がどれだけ季節感を持っているかの度合い。季節を感じづらい昨今、大事にしていきたい感覚ですな。

知名度
俳句界で有名かどうかじゃなくて、一般的に知られているかという度合い。

月並み度
俳句にありがちな季語かどうかという度合い。

語感
耳心地の良ささ、聞き応えあるかの度合い。

見た目
季語の指す実物ではなく、文字・漢字の視覚的なインパクト及び風情の度合い。
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