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蝉 


[読み]せみ [傍題] 油蝉、みんみん、熊蝉、にいにい蝉、唖蝉、初蝉、朝蝉、夜蝉、蝉時雨



夏といえば蝉、蝉といえば夏
みなさんご存知のセミです。
傍題、多し。
これでもか、と云わんばかりに季節感あふれる季語です。

こんなにメジャーな季語だからこそ、詠み易いとも詠み難いともいえましょう。
しかしカラダが蝉を感じればきっとなんとかなる、と信じています。

「蜩(ひぐらし)」「つくつく法師」など、秋になっても鳴いている蝉は秋の季語となります。
それらの蝉のすべてを「秋の蝉」といい、これもまた秋の季語です。


[文:いちじく]


【作例:宵の蝉ビ!と鳴き止みて風過ぐる  いちじく】


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[ 2008/08/31 04:09 ] 春の季語 | トラックバック(-) | CM(1)

秋刀魚 


[読み]さんま [傍題] さいら、初さんま



秋の、刀の、魚で、さんま。
漢字で書くとかっこいい。だから見た目はAランク。

ひらがなで書くとダサい、読んでもまぬけ、
だから語感はDランク。
そこは、あの有名人のせいもあるかもしれぬ。
すごいね、さんま。

魚の中でも一番、旬がわかりやすいし、旬が話題になる。
脂ののった秋刀魚を大根おろしとスダチで食べる。
贅沢だよね、それは。

一尾食べたら一句作ると良いでしょう。

[文:虹鱒]


【作例:さんま食う女の光る夜がきた 虹鱒】



[ 2008/08/30 21:07 ] 秋の季語 | トラックバック(-) | CM(1)

ナイター 


[読み]ないたー [傍題] ナイトゲーム



ナイターとは…夜の野球試合で、球場には素晴らしい照明施設があり芝のグリーンが生えて美しい。仕事も終わり夕餉のひと時、一日のくつろぎの時間になる…と手元の歳時記にある。
正直、詠みにくい季語ではある。

大多数の人にとってナイターとはテレビの向こうの出来事ではなかろうか。
そしてプロ野球人気の低迷が叫ばれて久しく、「ナイター」という言葉自体に昭和を感じてしまう。
テレビが一人一台ではなく一家に一台だった時代の家族模様が感じられはしまいか。
個人的な定義ではあるが、「ナイター⇒テレビ⇒人の暮らし」といった発想の発展も面白いのではないか。

昔なりの、また現代なりの夕餉の人生模様や家族模様が、ナイターの向こう側にある!

[文:呼雲]


【作例:ナイターの後に風呂釜洗う父 呼雲】



[ 2008/08/27 23:31 ] 春の季語 | トラックバック(-) | CM(3)

曼珠沙華 


[読み]まんじゅしゃげ [傍題] 彼岸花、死人花、天涯花、幽霊花、捨子花



歳時記をめくったり、句会に出たことのある人なら、
誰しも一度は曼珠沙華の前で立ち止まったはず。
素通りできない存在感の溢れる季語です。

数本であれば、とても赤くてキレイな花なのです。
ただ、一面に曼珠沙華が広がる景色は
もうこの世の景色ではない。
どうにかなってしまいそうな魔力を秘めている。

お墓とか彼岸とか、どうしてもそっち系で詠んでしまう。
曼珠沙華という言葉に対抗するには、
よっぽど軽い12文字にするか、
本気でぶつかり合う12文字をもってくるしかない。
[文:おにかます]


【作例:曼珠沙華裏には墓地の行き止まり 真田虫】



[ 2008/08/21 00:45 ] 秋の季語 | トラックバック(-) | CM(3)

上五・中七・下五 【俳句用語説明】 

上五が字余りだ、とか。

中七にしか入らない、なんて使ったりするこれらの言葉。

上五・中七・下五

これは、俳句のリズム、五七五のことを指す言葉なのです。

最初の五が上五。かみごと読みます。
真ん中の七が中七。なかしちと読みます。
最後の五が下五。しもごと読みます。

季語説明の際、たびたびこの言葉がでると思いますが、
そういうことなんで、ひとつよろしく。

[文:おにかます]
[ 2008/08/15 22:09 ] 俳句用語説明 | TB(0) | CM(0)

氷水 


[読み]こほりみづ [傍題] 削氷、かき氷、夏氷、氷小豆



氷の入った水かとおもいきや、
カキ氷のこと。
だけど、氷水で氷の入った水を詠んでもいいと思う。

アイスはアイスで
氷菓とか氷菓子って言葉があるので、
そっちを使おう。

一見簡単そうな季語だけど、
どうひっくり返してもありがちな句になりそう。
思い切った取り合わせを期待します。
[文:おにかます]


【作例:給仕婦の肌の揚羽や氷水 道草】



[ 2008/08/06 13:56 ] 春の季語 | TB(0) | CM(0)

花火 


[読み]はなび [傍題] 煙火(はなび)、打揚花火、線香花火、花火見、花火大会、昼花火



もともとは秋の季語。
八月七日が立秋なので、
夏真っ盛りにもかかわらず秋ということになる。
将来的には完全に夏の言葉に移るかもしれないな。

花火って言葉は、
圧倒的な知名度と高い月並み度は諸刃の剣。
花火を花火と言わないで伝える工夫が
この言葉の遊びどころではないでしょうか。
[文:おにかます]


【作例:大花火音だけ聞こゆ年増の部屋 新葵】




[ 2008/08/04 12:58 ] 夏の季語 | TB(0) | CM(1)

百日紅 


[読み]さるすべり [傍題] 百日紅(ひゃくじつこう)、白さるすべり、くすぐりの木


夏から秋にかけて百日咲き続けるから、百日紅と書き。
幹が滑らかだからさるすべりと読む。
幹を軽くくすぐると花がわっさと揺れるからくすぐりの木とも呼ばれる。

なんだ、この引き出しの多さは。
こんな遊び甲斐のある言葉は詠まないともったない。

下五に百日紅をもってくれば、
ばちんと俳句になる。
[文:おにかます]


【作例:印象は水面におとす百日紅 虹鱒】



[ 2008/08/02 12:50 ] 夏の季語 | TB(0) | CM(1)
プロフィール

おにかます

Author:おにかます
我々、蒙昧の会と申します。初心者が初心者同士で集って毎月句会をやっております。俳句は敷居が高い部分もあると思うので、この歳時記のように親しみやすいものなのだと伝えられれば幸いです。

傍題などは市販の歳時記を参考にしていますが、あくまで蒙昧の会の主観が存分に含まれております。わたしどもが季語だと思ったらそれは季語だというスタンスです。かっちりしたものではないので、ご了承下さい。

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項目説明
季節
季語は各々タイムリーな時期がある。それをざっくり目安として表示しております。

↑こんなやつ。
ちなみに春は二月四日から。夏は五月五日あたりから。秋は八月七日から。冬は十一月七日あたりから。

傍題
たいてい季語は幾つか別の名前も持っている。それを傍題としている。傍題が多すぎて載せられない羨ましい季語もある。

作例
蒙昧の会という俳句の会で詠んだ句を作例として掲載しております。あくまで例ですよ。


難易度
その季語で俳句を作りやすいかどうかのざっくりした度合い。
ここがDだと、相当簡単ってことになる。

季節感
その季語がどれだけ季節感を持っているかの度合い。季節を感じづらい昨今、大事にしていきたい感覚ですな。

知名度
俳句界で有名かどうかじゃなくて、一般的に知られているかという度合い。

月並み度
俳句にありがちな季語かどうかという度合い。

語感
耳心地の良ささ、聞き応えあるかの度合い。

見た目
季語の指す実物ではなく、文字・漢字の視覚的なインパクト及び風情の度合い。
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