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春待つ 


[読み]はるまつ [傍題]春を待つ、待春



春を待っている、ということは、まだ春ではないので、冬の季語なんだそうです

冬は寒くてつらいけれども、冬になったばかりの頃から春を待っているというの
はあんまりよろしくないと思う。
冬にもいろいろ楽しい事はあるので、鍋だのおでんだの餅つきだの福笑いだの雪
合戦だのをしているうちにきっと時は流れます。
そしてある頃、朝起きて布団から出る時などに、あれ?なんだか今日はそれほど
つらくないな、と感じたり、外に出てみても肌に刺さるような風は吹いていなく
て、空気がなんだかぬるいと感じたりした時、ああこれこれ、春ってこんなだっ
たな、と思い出すのです。毎年。
思い出してみると急に待ち遠しくなるね。春。

[文:新葵]


[作例:陽瞬く春待つ川の底深く  新葵]



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[ 2010/01/31 23:47 ] 冬の季語 | トラックバック(-) | CM(0)
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プロフィール

おにかます

Author:おにかます
我々、蒙昧の会と申します。初心者が初心者同士で集って毎月句会をやっております。俳句は敷居が高い部分もあると思うので、この歳時記のように親しみやすいものなのだと伝えられれば幸いです。

傍題などは市販の歳時記を参考にしていますが、あくまで蒙昧の会の主観が存分に含まれております。わたしどもが季語だと思ったらそれは季語だというスタンスです。かっちりしたものではないので、ご了承下さい。

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項目説明
季節
季語は各々タイムリーな時期がある。それをざっくり目安として表示しております。

↑こんなやつ。
ちなみに春は二月四日から。夏は五月五日あたりから。秋は八月七日から。冬は十一月七日あたりから。

傍題
たいてい季語は幾つか別の名前も持っている。それを傍題としている。傍題が多すぎて載せられない羨ましい季語もある。

作例
蒙昧の会という俳句の会で詠んだ句を作例として掲載しております。あくまで例ですよ。


難易度
その季語で俳句を作りやすいかどうかのざっくりした度合い。
ここがDだと、相当簡単ってことになる。

季節感
その季語がどれだけ季節感を持っているかの度合い。季節を感じづらい昨今、大事にしていきたい感覚ですな。

知名度
俳句界で有名かどうかじゃなくて、一般的に知られているかという度合い。

月並み度
俳句にありがちな季語かどうかという度合い。

語感
耳心地の良ささ、聞き応えあるかの度合い。

見た目
季語の指す実物ではなく、文字・漢字の視覚的なインパクト及び風情の度合い。
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